残虐ゲーム販売禁止

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“残虐ゲーム”18歳未満禁止に
福岡県は、残虐な内容が含まれている2つの家庭用のゲームソフトを有害図書に指定し今月から18歳未満への販売を禁止しました。
人気のゲームであっても、青少年に悪影響を及ぼしかねないものについてはゲームソフト業界も自主規制に動き出しています。
今や2800万人と言われるゲーム人口。
その、4割が未成年といいます。
県児童福祉審議会ノイズ福岡県は先月、ゲームソフトとしては初めて2本のソフトを有害図書類に指定しました。
アメリカ製の「グランド・セフト・オート3」とその続編「グランド・セフト・オートバイスシティ」
銃やチェーンソーなどを使い、繰り広げられる過激な暴力。
ギャングなどの敵だけでなく一般の市民を殺すこともできます。
残虐な内容を含むゲームソフトは数多くありますが、対象や手段、場面設定が現実として想定できるという点が有害指定の判断基準となりました。
しかし、このソフト、発売から2年以上経った今も売れ続けるいわば「ロングセラー商品」で販売数は国内で35万本に上っています。
有害図書に指定されると18歳未満の青少年に対し販売やレンタルが禁止される上他の商品と区別して陳列しなければなりません。
違反した店には罰金が課せられます。
今回の指定にあたって福岡県が詳しく内容を確認したソフトは20本。
およそ700時間を要しました。
一方で、少年事件をきっかけに全国的に広がる有害指定を受け、「表現の自由」を主張するゲームソフト業界も自主規制に動き出しました。
対象年齢を見直すと共に「18才以上」を対象としたソフトについてはこれまでの「販売自粛」から「販売禁止」に強化することにしています。
年間、1000本もの新商品が出回るゲームソフト。
県は、将来的には業界団体が「18歳以上対象」としたソフトを全て有害図書類とするのが望ましいとしています。
当の中高生に聞いてみると規制を容認する意見が目立ちました。
ゲームと暴力との因果関係は十分に解明されていませんが九州大学の中溝教授は規制すべきだと言います。
ゲームを通して仮想体験を楽しむ子供達。
自治体や業界の規制に頼るだけでなく影響されない判断力を育てる教育や親が関心を持ち、子供達を有害な映像から守ることも重要です。
[27日21時28分更新

18歳未満でこのゲームやってて悪影響があった人間が何人いるか、データ採ってからにして欲しいよなぁ。普通にゲームを楽しんでる子供がかわいそうだとは考えないのかねぇ。