猫びより

会社から出て晩御飯の食材を買いに、家と反対方向に歩いていると、路駐の車から三毛猫ちゃんが顔を出してた。警戒しつつじっとしてるのでこれは!と思い携帯で写真を撮る。近づこうとすると「もういい?んじゃ!」と民家の中に入ってしまったので野良ルートを即座に一発検索し出口で待ってると「またお前かよ!」という顔をされ、また逃げられた。今度は民家のガレージに入られたので捜索中止。滅茶苦茶犬に吼えられてた。三毛ちゃんごめん。
近所のスーパーには毎年この時期つばめがやってくる。去年は巣立つ前の幼鳥を撮影しようとして失敗した。今年は巣がもうなくなっていて、そこには今にも巣立つつばめが2羽、寄り添っていた。近くの電線に2羽、ちょっと高い電線に1羽、親鳥らしきつばめが鳴いている。ああ遅すぎた。また来年。
買い物を済ませてきた道を戻ると、道の向こう側からひょこっと猫が顔を出した。こちらに来たいのはわかるんだけどかなり交通量が多いのでハラハラしながら見ていると、危なかったらちゃんと戻るので安心したが、ロードの自転車の速さは計算してなかったらしく危機一髪で渡ってきた。民家の庭で休んでるので覗いて見ると、まだ生後5ヶ月ぐらいの茶トラ幼猫さんだった。柵の向こうなので拾えない。む〜。
さっきの三毛ちゃん遭遇ゾーンであたりを見回すと、またどこからか彼女がやってきた!今度はやたら鳴いているので何かあったのかと後を追うと、マンションの敷地内に入っていく。ちょっと悩んで後をついていくと駐車場の車の下に入られた。買い物袋も気にせずしゃがんで「おいでおいで」と呼んでも狂ったように鳴きつづける彼女。するとどこからか違う泣き声が。後ろを振り向くと白馬・・・・・・ならぬ白猫の王子様が!しかも赤い首輪つき。あ〜なるほど逢引だったのね〜、邪魔してごめんなさいね。早々に立ち去る。
それにしてもあまりにも猫運のいい日だった。最後ちょっとせつなかったので家に帰っててもを抱っこしてモフりまくり。う〜ん至福。