<小6同級生殺害>女児の精神鑑定を申請 付添人表明

 女児(11)の付添人の迫光夫弁護士が9日、長崎市内で記者会見した。迫弁護士は「女児が面会時に見せる冷静沈着な様子と、事件でやったことの異常さの間には非常に大きな心の起伏がある」と述べ、週内にも女児の精神鑑定を長崎家裁佐世保支部に申請する方針を正式に明らかにした。
 付添人3人はこの日も午前中、長崎少年鑑別所長崎市)を訪れて約1時間半、女児と面会した。迫弁護士は「今日は事件のことを聞いた。最初から最後までずっと泣いていた」「無言のことが多く、泣きながらも大きな動揺を見せることはなく、話は素直に聞いていた」「普通の小学生なら落ち着かずあちこち動いてもよさそうだが、感情の起伏も見せず、冷静でじっとしている。それが彼女の特徴」「犯行態様の異常さは普通の精神状態では説明できない」と、精神鑑定の必要性を説明した。
 女児は学校での友達について「この子とは仲良し」「この子とは普通」「この子とはトラブルがあった」などと話し、被害者の御手洗怜美(さとみ)さん(12)については「割と親しい友達だった」と説明。更に「他に一番親しい友達はいる」とも答えた。
 ミニバスケットボール部をやめた理由については「親から『宿題をやれないのならやめなさい』と言われ、いったんやめたが、部員不足から試合に呼ばれた。しかし、その試合に負けた罰として体育館の周りを100周走れと言われ、約束の日に行ったら誰も来ていなかった。それから次第に練習に行かなくなった」と話している。
 女児の鑑別所内での暮らしは、家裁調査官の調査や付添人の面会などで日程が詰まっているが、空いた時間は主に読書をして過ごしているという。
 また、女児の自宅には3台のパソコンがあり、女児のものは父親の部屋にあった。両親は「子供の(パソコン内の)フォルダは見たことがない」と話し、女児がインターネットでどんなものを見ていたかは知らなかったらしい。
 迫弁護士は「両親は被害者の親に会って謝りたいと話しているが、被害者の親が謝罪を受け入れられる状況にないことから、何か方法がないか模索している」と話した。(毎日新聞

新証言。リビングにあったというパソコンは父親の部屋に瞬間移動。まだ知らなかったと言う父親。ありえねー。ミニバスでいじめられた?本当なのかな?あと精神に異常があったらどうなるんだろう。あれだけの殺意と殺人行為を精神病でしたの一言で片付けられたらたまらない。