<いじめ>PTSDとなった女児が級友らを提訴 川崎

川崎市多摩区の市立小学校で00年、当時3年生の女子児童が1年間にわたりいじめを受け心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断された問題で、被害児童の両親は14日、当時の級友2人の両親に対し「いじめの中心的立場にあった」として慰謝料など約740万円を求め、横浜地裁川崎支部に提訴した。
 訴状などによると、児童は父親が中国人で、母親が日本人。00年4月ごろから級友に「中国人」「のろま」などと言われ、髪を引っ張られるなど暴力を受けた。00年と03年の2回、PTSDと診断され、中学校に進学した現在も通院治療中だ。
 原告側は当時の級友2人が「いじめの中心的人物」とし、その両親に謝罪を求めた。しかし、謝罪がなかったため「監督義務がある」として両親4人に損害賠償を求めた。【伊藤直孝】(毎日新聞

一言謝って済むものじゃないけど、提訴するとは大変な。いじめたこどもも病院送りにしたのに全然反省してないんだろうな。