親切なおじちゃんのお話をはいはいと聞きながら、ガラスケースの中を覗いてると、なんとPen4 2Gのお姿が見当たらない。げげっ、これでは買って帰れないではないか。弱ったな〜
お「んじゃこっちでテストするんで、ちょっとついてきてください。」
行ってみるとビルの階段傍にケース開きっ放しホコリ入り放題じゃないかと思われるパソコンが1台、モニターが3台(なんで?)。いかにも自作屋さんなスペース。
そのボロパソコンにおいらの持ってきたCPUをぶち込むおじさん。おいおい、シリコン塗ってないよ?大丈夫??
さらに焦げ付いたシリコン付放熱器をその上に無造作にドッキング。ええ〜?!スイッチオン。まじっすか?!
動かない。動かない。おじさん焦る。
お「ありゃほんとに動かないね〜。あらららら」
リセットスイッチを押したりいろいろしているおじさん。
お「あ、マザーボードの電源コネクタ入れ忘れてたよ〜まいったな素人みたいなことしちゃったあはははは(苦笑)」
ちょっとかわいいぞおじさん。で、もう一回やり直してみるが、やはり動かない。
お「うん、これは本当に壊れてるね、珍しいね、こんなことは……」
元のCPUに戻すと、何事もなかったように動き出すパソコン。
お「やっぱり壊れてるみたいだね。いや〜滅多にないんだけどね〜。なにしろこのCPUは自分が壊れる前に止まるから、壊れるまで動いたりしないんだよ。」
おおそうなんだ?とすると熱暴走が起きる前にどこかで止まってなければならないところをさらに動いたんだから、やっぱ他のところも壊れてるかもなぁ。
これで2マソ出費確定。ちょっと悲嘆にくれているとおじさんが一枚の用紙を持ってくる。
お「それじゃ交換しますんで、この書類に書いてもらえますか?」
へ?交換。有償交換かな?
お「CPUの保証期間は3年なんで、無償で交換できるんですよ。」
なんと〜!そんなことは知りませんでした!!でも私はあいにく証明するものを持って来てない。保証書家にあったかなぁ……
お「いやいいですよ、こっちであることにしときますんで