原子炉に注入するのは何故ラブではなく窒素なのか

ラブ注入してもバーニングする可能性があるからです。という冗談はおいといて。
原子炉に注入するのは、なぜ窒素なのでしょうか - 自然環境・エネルギー 解決済み| 【OKWAVE】
今朝旦那に聞かれて化学大好きなのに答えられない悔しいびくんびくんってなったので調べました。
窒素 - Wikipedia
窒素さんは水素さんと違ってとても萌えにくい燃えにくい性質があります。
炉の中は高温であり、水から分解された水素がたまっているのでちょっとの火種があればいつでも爆発可能な状態です。
火そのものを消してしまう窒素を充填すれば水素爆発を防ぐことができます。
また窒素さんは普通の空気に80%も含まれているので入手が簡単です。そして普段からみんな吸ってるわけですから、万が一漏れてきても大丈夫です。窒素100%だと窒息しちちゃうけどね。窒素なだけに。
なんでドライアイスじゃないの??冷やせるのも同時にできるしよくない?と言われたんですが。
ドライアイス二酸化炭素です。二酸化炭素は水素より重い分子です。従って肝心の水素を上に押し出してしまいます。危険!!もし漏れ出た場合、人は窒息してしまいます。普通の空気に含まれる二酸化炭素は2.5%。ちょっとの漏れですぐに危険になります!よってドライアイス却下。
これでわかってもらえるかな?かな?
追記:ここまで書いてたら「かぶんブログ」にもっとちゃんとしたことが書いてあった。げふん。
http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/100/77479.html
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