下の写真にあるようにねこを洗った。とても大変でした。私が風呂に入っていると猫は大体お風呂場の扉の前に集合して、「な〜(いつまで入ってんねん)」「にぃー(早く出てこいや)」などと鳴いているので、捕まえるのは簡単。
まずは男の子らしいところを見せてもらうために、てもから洗う。恐くないよーと声をかけながらじわじわとシャワーを浴びせる。最初全然気がつかずにうろうろしていたが、首までシャワーをかけられてやっと状況に気がついた。そっからはもう「出して〜出して〜ここから出せや(゜Д゜)ゴルァ!!」とばかりに大鳴き。猫は水が大嫌いなんですよid:narushisuさん。扉に両前足をつっぱって出せと主張する猫。ここぞとばかりに腹を洗う私。「嫌、いやなの出たいの出せ〜」と鳴きながらうろうろする隙に尻尾とおしりをモミモミ。満遍なく洗えたところでお湯をかけます。泡が消えるまですすぎをしっかりと。あとは毛を絞って絞って絞りまくって、足も絞って外で待機中の旦那にバトンタッチ。
おいらは洗うほうが楽だと思ってるんだけど、旦那は拭く方が楽だと思っているらしい。洗うのは逃げようったって逃げられない状況を作れるから楽だよなぁ。拭くのは風呂・洗面所スペースが他と仕切られてないから、逃げようとする猫を取り押さえるのが大変っしょ。もう半喧嘩状態になって、てもを拭いてドライヤーをかける旦那。この音がまた嫌いらしい。
続いて、てもを洗ってる最中に心配そうな泣き声でエールをおくっていた、女の子もさを洗う。実はこいつのほうがくせものです。以前旦那が洗ってたときに逃げて湯舟にドボーン!!……パニックパニック!!になったことがあり、しかも一回の風呂で2回パニックになるほどの超絶風呂嫌い。っていうか自分に都合の悪いことは徹底的に逃げるタイプ。より慎重を期すためにまず風呂の蓋を閉める。はい大丈夫よ〜と声をかけながらシャワーを……ってもう逃げるか。逃げようったって逃げ道はないのでシャワーかけて、シャンプー。なぁーなぁーとか細い声で鳴くが、外に応援をしてくれるはずの、てもはいない(すでにこたつの中で毛づくろいしてたらしい)。孤独なもさ。かわいそうに……と思いながらも尻尾までごしごし。すすぎしてるとついにパニック猫の本領発揮。風呂の蓋に乗り、換気用出窓にジャンプ!当然すべって失敗。それでもジャンプ!風呂蓋が蹴った後ろ足の勢いで開く→滑ったもさ湯船にドボン→パニックパニック!!……アホか……湯船に浮かぶ猫の毛。せっかくあっためたのに台無すぃ〜。首根っこを捕まえてシャワー。あんまりやりたくなかったんだけどなぁ。絞って旦那にパス!あ〜大変だった。
で、旦那から逃げるために、もさが新技「トリックボクサー」を開発しやがった。首をぐるぐる動かしてどっちに逃げるのかわからないらしい。見てないが笑える。最後は疲れで動きが鈍くなって、逃げる気力も失せたみたい。
そんなこんなで2匹の猫はふわふわになりましたとさ。めでたしめでたし。