主張

元彌「退会命令」裁判で諭される

 狂言師和泉元彌(30)が能楽協会に「退会命令処分」の取り消しなどを求めた訴訟の口頭弁論が1日、東京地裁で開かれた。元彌と母の節子さん(62)、能楽協会側から藤田六郎兵衛理事が出廷、計6時間に及ぶ証人尋問が行われた。
 まずは紺の着物姿の節子さんが証言台へ。被告弁護人の厳しい質問にストレートに答えず「和泉流を生存、継承、普及していくことが目的で…」と“演説”。滝澤孝臣裁判官から「質問をよく聞いてください」「自分の意見を言う場ではありません」とたしなめられた。
 元彌はグレーのスーツで背筋をピンと伸ばし「今でも道を歩けば“ドタキャン”“ダブルブッキング”と言われる。精神的な苦痛がある」と訴えた。最後には滝澤裁判官から「宗家を名乗るなら、みなの信頼を得るための努力は何かしましたか。こうなる前になんとかなったのでは」と諭されるシーンも。(スポーツニッポン

ん〜でも裁判官としてこれはどうなんだろう。言いすぎな気もする。突っ込み入れたい気持ちはわかるけど。