異変 3学期ごろから 加害女児 バスケ部退部 関係?

 女児(11)は今年三月ごろから「急に変わった」と複数の関係者が話している。「うざいんだよ」。同級生をののしり、カッターナイフの刃をちらつかせることもあったという。「元気で明るかった」。教員たちの目にそう映っていた十一歳の女の子に“異変”が起きたのか。
 「とっとと帰れ。お前、うざいんだよ」。同級生の男児を追いかけ回した。たたいたり、けったりしたこともあった―。ある保護者は女児の五年の三学期の行動をこう語る。「三学期の途中までは優しい子だったのに急に言葉遣いも挙動も乱暴になったと聞いた」ある同級生の印象も符合する。「五年の三月ごろから暴力的になった」。男児からからかわれるなどしたとき、カッターナイフを取り出し、刃を見せて怒ることも度々あったという。はた目にも分かるほどの変わりぶり。女児に何があったのかは分からない。ただ、前述の保護者は「ミニバスケットボール部を退部したのが関係しているのではないか」と推測する。確かに女児は熱心に練習に励んでいた同部を今年二月に退部している。
 女児の異変は六年になってからも続く。「自分の頭を壁にぶつけることもあったらしい」。ある保護者は子どもから聞いた話をそう語り「うちの子は『怖い』と漏らした。友だちも離れていったようだ」という。
 孤立を深める彼女と親しかった一人が、被害者だった。

■「PC友達」期待 不安 怜美さん 文集に思いつづる
 「PCを通しての友達はいい人だけではないだろうけど、心が通じ合える友達をつくって仲良くしていきたい」。被害者は五年生のときの文集でパソコンを通じた交友関係に期待と不安をつづっていた。 「PCを通じての人との関わり」と題した作文で、怜美さんはパソコンを始めたころの不安を「顔も姿も見えない人たちと仲良くできるだろうか。正直そう考えていました」と振り返っていた。しかし、友人からメールで「相談に乗ってほしい」と持ちかけられた体験を経て「顔が見えないからこそ相談に乗ったりできるんだ」「これからも心を通じ合える友達をつくって仲良くしていきたい」と結んでいる。
 一方、加害女児はこれとは別の五年の文集で将来の夢を漫画家と記述。四年生のときの文集でも作文で漫画家志望と書き夢を実現するためにパソコンを使って漫画を描いているとつづっていた。

これほどの期間異常があったのなら、保護者が気がつかないのはおかしいですね。カッターを日常的に持ってる小学生めちゃめちゃ恐い。勘弁してくれ。

バラそっと…
 大久保小学校のフェンスに三日、二つの花束が供えられた。
 市内の男性(24)と女性(23)が正午すぎ、校庭入り口に敷地外から、黄色いバラをそっと置いた。悲惨な事件から二日。学校ではこの日から通常通りの授業が始まった。二人はしばらく校舎を見つめると「残念です」と言い残して立ち去った。

一瞬『あいつバラそっと(はぁと)』って感じに読めてガクブルした。毒されすぎ。