<小6女児殺害>切りつけた同級生女児を補導 長崎・佐世保

(前略) 佐世保署によると、女児は怜美さんを呼び出して切りつけたことを認め「大変悪いことをした」と涙ぐんでいるという。しかし、動機や呼び出した際の言葉などについては分かっていない。同署は6年生全員(38人)から事情を聴き、詳しい状況を調べるとともに、怜美さんの遺体を司法解剖して死因の特定を急ぐ。
 同署や市教委などによると、同0時35分ごろに給食の「いただきます」のあいさつをする際、担任教諭が2人がいないことに気付いた。ちょうどそのころ、女児が着衣に血をつけて校舎3階の6年生の教室に戻ってきたという。担任がただしたところ、女児は「自分の血じゃない。もう一人は学習ルームにいる」と話し、担任らが同じ3階にある学習ルームに行ったところ、怜美さんが倒れているのを確認。一緒にいた教頭が消防に通報した。
 救急隊員は同0時52分、学習ルームに到着し、入り口付近で倒れている怜美さんの意識の有無を確認したが、既に心停止状態だったため、病院へ運ばなかったという。右首に深い切り傷があり、手の甲にも傷があったが、ほかには目立った外傷はなく、大量出血による失血死とみている。カッターナイフは学習ルームで見つかった。
 市教委によると、0時15分から同55分まで給食の時間だった。「学習ルーム」は広さ約60平方メートルで、習熟度別学習や総合的な学習の時間など多目的に利用されるという。

38人のクラスだったら、給食当番の人が配膳数で余ったからおかしいとか、単純に二人がいないことを不思議に思ってもおかしくないのに。子供たちまで他人に無関心なのでしょうか。非常に残念な事件です。