ホームレス名義で住宅ローン1億2千万、3人逮捕

永橋被告らは、名義密売ブローカーから買ったホームレスの住所、氏名などを使って、昨年4月、練馬区内の新築住宅を購入するための住宅ローンを大手都銀に申し込み、4800万円を振り込ませて詐取したとして、逮捕、起訴された。ブローカーから購入した別の2人の名義を使い、2銀行から計7600万円の住宅ローンを引き出した疑いも持たれている。
 これまでの同署の調べによると、永橋被告らは、経営していた会社が不渡りを出すなどして、自分の名義では金融機関の融資が受けられなくなったため、資金調達のために他人名義で住宅ローンを借りることを計画。知り合いの名義密売ブローカー数人に、名義人探しを依頼した。この際、「住宅ローンを組みやすい40歳前後の男の名義を買いたい」と要望していた。
 永橋被告らは、5人分の名義を購入し、それぞれの住民票を勝手に練馬区などに移したうえで、国民健康保険証やパスポートを不正に取得。支払い能力があるように見せかけるため、休眠会社の名前を使って給与所得の源泉徴収票を偽造し、納税証明書を取得したうえで、本人になりすまして銀行の窓口を訪れていた。このうち3人分については融資を受けることに成功したが、残る2人分は銀行側に見抜かれそうになったため、ローンの申し込みを取り下げている。

 これ新しい!!しかも偽装が手が込んでて面倒くさい。ここまでして騙すか。銀行員さんも郵便局員さん見習ってがんばれ。超がんばれ。