浅田農産が廃業へ 養鶏場の買い手なく

京都府丹波町の鳥インフルエンザ感染で、同町の船井農場を経営していた浅田農産(兵庫県姫路市)が、経営再建は困難と判断して廃業する方針を決めたことが30日、分かった。
 浅田農産は今年2月の感染発覚後、鶏卵などの取引ができず経営が悪化。一時は兵庫、岡山両県内の養鶏場5カ所で飼育していた鶏計約177万羽を処分し、規模を縮小して経営を続ける意向を示していた。
 しかし、卵の販売ルートが確保できなかった上、養鶏場を同業者に譲渡することも模索したが、風評被害などで買い手がつかず再建は困難と判断。既に全従業員約200人の解雇を決め、30日までに金融機関などの取引先に廃業の方針を伝えた。今後の手続きについて弁護士らと検討を進めているという。(共同通信

風評被害だってさ。どこが風評なのか証明してもらいたいものですなぁ。