午後1時に知らないおばさんが会社に来た。
お「○○さんはいらっしゃいますか?」わ「はい、私ですが」
お「実はわたしも○○っていうんですよ。」それがどうした。世の中この苗字は吐いて捨てるほどいるよ、ちなみに多い苗字トップ10に入ってるんじゃないか?
お「でね、あたしの家にあなた宛の郵便物とか荷物が届いて困ってるのよ」
わ「はぁ、そうですか……」
ちなみに今回渡された郵便物は社名・部署名・氏名・電話番号すべて正しく、またおばちゃんの家は会社ではなく個人宅なので完璧に郵便局側の誤配達だ。私に文句を言われても困るが、
わ「すいませんわざわざ届けていただいて」
お「それも何度もあるのよ今回だけじゃなくてね。だから前に届けなおしてくれってそこに(近所の分局、本局は車で20分ぐらいかかる)戻したんだけど、何度も届くのよ」そうですか、それは解決になってないよおばちゃん。配達中のおっさんつかまえて「違うっつってんだろゴルァ!!」ぐらい言わないと。
お「前にね、タオルが届いたことがあるのよ。もう1年以上前だと思うんだけど」
そこで私の脳裏にひらめくものがあった。1年前、タオル、どっかで聞いた覚えが……
お「それもね、何度も4度くらいかしら戻したんだけどそれでも届いて、かさかさしてて何かしらと思って開けたのよ」
……いくら誤配達といえども勝手に開けたら犯罪です。
お「そしたらなんでもないただのタオルだったのね。だからそのまま使っちゃったのよ。丁度その頃アンケートのバイトしてるご近所さんに一回だけ答えたから、そのお礼だと思ったのよね〜」
はっきりと思い出しました。それは私がヤフオクで落札した1700円のバスタオル(非売品キャラクターもの)です。まず間違いありません。
事故の届を出して、郵便局からわかりませんという回答があり、定型外郵便だったし、と諦めて同じのをもう一度落札しましたがあんたがちょっぱってたのかよ!!このクソババア。
お「今ごろぞうきんにでもしちゃってるわよ
あんたのしたことは犯罪ですよ。
お「その郵便物も間違ってあけちゃったのよ〜」
それも犯罪だったはず。
つーことはあれですか、あたし宛の親展郵便物とかもこいつ見てる可能性がありますよね?すっげー余罪追求したかったですが、勤務中にそんなことをするわけにも行かないので、お引取り願いました。
お「やっぱりあのタオル、すごい罪悪感があるんだけどいいのよね?」
いいわけないだろこのクソババア。